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ITベンチャーに飛び込んでわかったこと

ITベンチャーに飛び込んでわかったこと
トム アッシュブルック
ITベンチャーに飛び込んでわかったこと
定価: ¥ 1,890
販売価格:
人気ランキング: 360141位
おすすめ度:
発売日: 2000-10
発売元: ネットイヤーパブリッシング
発送可能時期:

著者がネットベンチャーを興し、成功の一端をつかむまでの道のりを描いた『ITベンチャーに飛び込んでわかったこと』(原題『The Leap: A Memoir of Love and Madness in the Internet Gold Rush』)は、ビジネス書というよりも、ドキュメンタリーと呼びたい作品である。それは決して「インターネット・ゴールド・ラッシュ」というような威勢の良い話ではない。
著者は有名新聞のジャーナリストであった。しかし新聞業界が「衰退産業」に変わっていくのを感じ、ベンチャー立ち上げにチャレンジする。すでに40代。妻と3人の子どもを抱えているのにもかかわらず、である。
本書を読めば、投資家に対し何をアピールするべきか、また投資家たちは何を重視して企業を判断するのかが把握できる。しかし、そういったハウツーもの的な読み方でなく、ひとりの男が起業という新天地を目指していく過程を、じっくり味わってほしいと思う。「消えていくのは、金だけではない。時間、エネルギー、希望、信頼が、どんどん消えていく」という文からもうかがえるとおり、ネットベンチャー設立には、生活を脅かし、家庭を崩壊させ得る危険も潜んでいるのだ。
けっきょく、著者たちはぎりぎりのところで資金調達を受け、現在では大企業とのアライアンス締結、巨額の資金調達と、景気の良い話が飛び交うまでになった。しかしそれは、本書のような長く苦しい精神戦を戦い抜いたからこそ得られるうまみだと言えよう。
起業は誰にでもできる。しかし企業に育てるには、相当の試練が待ち受けている。あなたは、この試練に耐えることができるだろうか。(朝倉真弓)

痛いほど
 読み進めていくうちに、いつしか著者を自分自身とダブらせてしまっていた。わたしも現在、起業に向けて行動中である。スタートアップは本当に泥臭い。全てを犠牲にしなければスタートアップは困難で厳しい世界だ。
 著者はジャーナリストからベンチャー経営者に転身して一応の成功を収めた。その過程と心理状態が克明に描かれている。本の惹句のように涙を流すことはなかったが、読んでいくうちに思わず目がうるうるしてきたことだけは確かである。
 「さて、もうひと頑張りするか」ーー。そんな気にさせてくれる一冊だ。
 

世の中甘くない
ネットベンチャーを興すまでにどれだけの困難が待ち受けているか、とても冒険的なストーリー展開で楽しめます。創業者の持ち株比率を決めるあたりの人間臭さなど、とても面白い。中途半端に起業家を考えている人にとっては、かなりの衝撃を与える一冊だと思います。

2番目に買った本
ちょっと高いかな、と思ったが注文。読み進むうちに夢中になってしまった。ボストングローブの優秀な外信記者だった筆者は大学時代の寮仲間と住宅関係のネットビジネスを始める。この手の本は失敗の後日談が多いのだ。だから、そのつもりで読んでいた。実際、評判はいいが金が集まらない、ネットビジネスが斜陽化してきた、と難問が立ちふさがる。いつ破綻するのだろう、いつ金策が尽きるのだろう、と読んでいた。ところが、ことは大きく変化するー。買って良かった、と思う1冊だ。


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